子どもが不登校やひきこもりになる理由はありますか？

●子どもが不登校やひきこもりになる理由はありますか？

こんにちは　松ゆかこです。

ご相談内容をシェアしますね。

あなたの子どもは、学校に行き渋っているのですね。

なぜ、行きたくないのか聞いても、理由を教えてくれないのですね。

そして、このまま、不登校になるのではと、とてもあなたは心配されているのですね。

お母様のお気持ち、とてもよくわかります。

なぜなら、私もとおってきた道だから。

ところで、不登校になる理由ですが、人によって、いろいろなことを言っていますね。

不登校の母親に対して、親が甘やかしすぎ、母親や家庭に問題がある、などなどと言う方がいますよね。

不登校の子どもに対しては、甘えすぎ、心が弱すぎる、わがまま、などなど・・・

そういった意見もありますが、私の母親としての自分の体験を、セラピストの目からお伝えします。

私の娘は、３歳のとき、児童館のクリスマス会で、サンタさんのおじさんが登場しただけで、本気で怖がって、泣きました。

テレビや、ビデオを見て、サンタさんが、プレゼントを運んでくる、やさしいおじさんと知っていて、

「会いたい」

と言っていたにもかかわらずです。

また、年少さんのときの参観の日、「イスとりゲーム」をする時、やる前からドキドキ怖くなって逃げ出し、机の下にもぐって泣いたことがあります。

それ以降、イスとりゲームの時は、いつも先生の横で、みんなを見ていたそうです。

まわりのお友達は、みんな楽しそうなのに、サンタさんが来て泣いたのも、イスとりゲームを逃げ出して泣いたのも、私の娘だけでした。

このとき、

「どうして私の娘は、そんなことが、そんなに怖いのだろう」

と思ったものです。

そして当時、

「怖いんだね～、どうして怖いの～？大丈夫だよ～、怖くないよ～」

と、子どもを励ますつもりで、声をかけていました。

この時のことを、今、セラピストとして考えると、

「サンタさんはこわくない」

「イスとりゲームはこわくない」

という当時の私の価値観を押し付けていることになります。

子どもにとっては、怖いことだったので、時間がかかっても、ただただ、

「怖かったね～、怖かったね～」

と、子どもの気のすむまで、よりそえば、子どもの気持ちがやすらぐのです。

でも私は、そのことを知らずに、子どもを否定するような声がけ、

「どうして怖いの？大丈夫だよ～、怖くないよ～」

と、それがよかれと思い、してきました。

私の娘は、小さな頃から、サンタさんや、イスとりゲームが怖くて泣き出すような、繊細な心の持ち主だったのです。

つまり、その分、いいことも悪いことも、いろいろなことを、感じやすく、敏感なのです。　

だから、ストレスも感じやすいのです。

そのような繊細な娘に、よかれと思い、本人の存在を否定するような言葉を、知らずにかけてきたことが、思春期の学校行き渋りや、荒れた状態につながったと思っています。

あなたの子どもは、感受性豊かで、心はとても繊細ではありませんか？

普通の子供や、お母さんから見たら、

「なんでそんなことくらいで傷つくの？」

と思われるかもしれませんね。

そして、「子どもの心がもっと強くなってほしい」と、願っているかもしれませんね。

ですが、あなたの子どもは、感受性豊かで、心が繊細なので、ゆっくり休まないと、自分を保てないのかもしれませんよ。

不登校やひきこもりの理由は、人それぞれだと思います。

きっかけは、勉強だったり、いじめなど友達関係、先生などいろいろあるかもしれません。

ですが、

「子どもが繊細で感受性豊かなこと」

さらに、

「親がよかれと思い、気づかないで無意識にその子を否定している」

そんなことが合わさって、子どものエネルギーの電池が不足しているかもしれません。

ヒーリングは、直接、心や体に働きかけ、癒しながら、エネルギーチャージします。

その分、ただ寝るより、短時間で、気力が回復する期待がもてます。

ですが、まずはそのような繊細な子どもに、お母さんはどのような声がけが自然にできるといいか、一緒に考えてみませんか？　

松ゆかこ



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